2025/06/23 14:16
レトロカード専門店エルドラードの店長です。
ここではお店に集まった懐かしのお品物の中から、あの頃の思い出がたっぷり詰まった一品を紹介致します。
あなたの思い出は見つかるでしょうか?
今回紹介するのはこちら

《内容について》
こちらは表紙にダブルソード・レッドドラゴンが描かれたアイテムとなっており、中には皆さんご存知のボルメテウス・ホワイト・ドラゴンが収録された闘魂編のカードカタログがファイリングされています。カードカタログ以外にも少量ですがカードを入れられるポケットや対戦結果を記入するシートが含まれていたりと、当時デュエル・マスターズにハマっていた子どもたちにとっては日々の戦いの記録などを残しておける希少なものだったのではないかと思われます。

というところで今回の本題がこちら

ページをめくった中にあったマイデッキ記入シート。内容は2004年に登場した能力【サイレントスキル】を用いた『サイレント・キル デッキ』、今やルール上再現不可能な無双竜機ボルバルザークや母なる大地を贅沢に使用した『ドラゴン・ロケットデッキ』となっております。オリジナルデッキに名前を付ける子ども心、すごい共感できますね。
デッキレシピから当時の年代を感じることができるほか、わざわざレシピを書き起こして公式グッズに書き込んでいる様子を見ると、こちらの持ち主様がデュエル・マスターズにとても熱中していたことがわかります。おそらく持ち主様が小学生時代に遊んでいたのではないかと推測できるのですが、それにしても難しい漢字を間違うことなく使用していたり、カードの枚数が調整されていたりということを考えると、
「もしかしてとてつもなく頭の良い小学生プレイヤーだったのでは…?」
と想像してしまいます。
私はこの持ち主様ほどの熱量はなかったので強力なカードを複数枚持っていたりはしなかったですし、
「遊べればオッケー!」なスタンスだったので、持っていたデッキはこのレベルには到底及ばないただの40枚のカードの集まりだったということを記憶しています。

▲リアルにこんな感じの 『THE 寄せ集めデッキ』でした。
それにしても懐かしいアイテムって昔の記憶が一気に引き戻される様な感覚があってたまりませんね。
これを読んでくださっている皆様にも、この感覚が共有できれば幸いです。
それではまた次回。